IT未経験の30歳。TECH::EXPERT夜間コースの事前学習を終えて感じたことを書いてみる。
30歳、一児の父、IT未経験。 私は、この条件でTECH:EXPERTの夜間・週末フリーランスコースに入学して、近い将来エンジニアになろうとしています。
高いハードルなのは十分承知の上なのです。 TECH::EXPERTでは下記のコースが選べます。
- 「10週間の短期集中コース」か「6ヶ月の夜間・休日コース」
- 「転職」か「副業・フリーランス」
私の目標は「転職」がゴールというよりも「稼げるエンジニア」になること。
これまでの人生、半年とか1年とかで人生を変えた経験はない。
受験勉強なんかはそれに近いかもしれないが、人生が変わったというよりもレールから逸れなかった、という感じ。
今はどうかというと、家族を養わなければいけないので、当然、日中の仕事はそのまま。
ということで、6ヶ月のフリーランスコースで「人生を変える」ことにチャレンジすることにしました!
今回は、そんな無謀とも思える、でも個人的にすごくワクワクしている現状をお伝えしようと思います。
なぜエンジニアになろうと思ったのか
これまでの人生
私に限らず、ある決断の元に行動があるときは、往々にして人生のルーツを少し辿ると、その原因が見えてくるものです。
私の場合は、もともと、ものづくりが好きだったこともあり、某工業系のBラン私大に通っていました。(通わせていただきました。)
しかし、かねてから取り組んでみたかった「ネットワークビジネス」と、社会人生活を並行するために、就職は土日休みを謳う某鉄道系マンション管理会社に就職することに。
この選択はよくも悪くも、私を変化させます。
なぜネットワークビジネスに取り組みたかったかというと、「権利的な収入」「雇われない生き方」に強い憧れがあったからです。
青いですね。
まぁ他にも色々理由はあるのですが、今回は割愛します。
ということで、社会人生活がスタートしたわけですが、、、 休みがない!帰れない! 思い描いていた土日休みは何処へ。
その時間に取り組むはずだったネットワークビジネス。 しょっぱなから夢のプランが崩れ去ります。
人生の転機
しかしここで挫けては人生おもしろくありません。
何としてもこの労働環境で結果を出すべく、頑張っていた時はゲロゲロ吐きながらも猪突猛進していました笑 結果的に、3年ほどかかりましたが、ネットワークビジネスではある一定の成果を出すことができて、権利的収入もある程度は構築することができました。
しかし、このタイミングで自身の結婚をすることになり、多忙を極めたブラック企業を退職。ホワイト企業への転職しました。
この企業のホワイトっぷりと言ったら純白で、これまでの社会人生活はなんだったんだろうと思うぐらい定時で帰宅できるのです。
しかも、年間休日120日以上。
そして、2年間の結婚生活の中、ついに一児の父となったのです。 子供ができても、そこまで意識的な変化はないだろうと思っていた自分が甘かった。
気づかぬうちに急に保守的な人間になっていたのです。 ホワイト企業、家(マイホーム)、たまに取り組むネットワークビジネス。
側から見れば順風満帆ですが、個人的には何か物足りない日々が続いていたのです。
なぜTECH:EXPERTを選んだのか
弟からの1通のLINE
何か、もう一度夢中になりたい。
このパワーをどこに向けていいのかわからず、フランチャイズの説明会に行ってみたり、趣味だった色鉛筆の通信講座を受けてみたり、色々模索していました。
そんな時、フリーランスエンジニアの弟から、1通のLINEが来たのです。
それが、「TECH::EXPERT」でした。 「未経験からエンジニア」になれるとう謳い文句で、初めはそこまで興味がなかったのですが、調べていくうちに、IT業界の奥深さに惹かれて行きました。 もともと、ものづくりが好きだったことと、「フリーランス」を目指してみるということに、これまで溜めていたパワーのベクトルが向いたのです。
比較してみた
早速、他にもエンジニア養成系の学校を調べてみました。
カリキュラムの充実度や卒業後の可能性などを比較すると、単言語系の学校やピンポイントのスキルが身に付く学校、無料だったり授業料が安かったりする学校。
そもそも現職がありながら通えない学校。
検討の結果、授業料はやや高いですがTECH::EXPERTがダントツで私にあっていると確信しました。
無料カウンセリングに行ってきた!
全部聞いたつもりでも
そうとなれば、TECH::EXPERTのウェブサイト上でバナーと共にゴリ押ししてくる無料カウンセリングとやらに行くしかありません。
私は、目的が明確になると自分でも恐ろしいぐらいのパワーが出るタイプです。
多分、みなさんもそうではないでしょうか。
人は、得られるものが明確にわかった瞬間にとてつもないパワーを発揮できる生き物です。
逆に目的がない状態での怠惰っぷりも自分で怖いぐらいです笑
カウンセリングでは、ヒアリングと説明がちょうどいい按配で、自分の聞きたかったことは全部聴けたと思いました。その時は。
でも、こういう時の興奮状態って長くは続かないんですよね。 冷静になって、改めてTECH::EXPERTについて書いてある記事を読み漁ると、あれこれ不安と質問が湧いて出てくるんですよね。
その中の一つが「未経験フリーランスで、なぜ案件があるのか」ということ 基本的に実務経験がない状態でフリーランス採用してくれる企業なんてありません。
(私が調べた限りでは) そこを「大丈夫だ」と豪語するぐらいのカリキュラム。
疑問と不安は増すばかり。 でもなんだかんだ、自分次第だって記事が多いので、頑張るしかないですね!
教室の空気感に痺れた!
話が少し飛びますが、カウンセリングに行った際に受講生お様子も少し覗くことができました。 高額な受講料で短期決戦の人が多いだけあって、ちゃらんぽらんな大学のような空気感を想像していましたが、真逆の空気感で驚きました。
事前学習前にやったこと
Progate
無料カウンセリングを経て、本申込みをしたわけですが、受講開始前の事前学習期間があるとのこと。
有名どころで「Progate」というプログラミング学習のウェブサービスがあるということを、無料カウンセリングで聞いていたので、早速取り掛かることに。
ただ範囲が広いので、TECH::EXPERTのLINEで、スタッフさんに「Progate」をどこまでやっておいたらいいか質問したところ、
「やっておくに越したことはないが、「TECH::EXPERT」の「カリキュラムをしっかりこなせば十分」
とのこと
「え?そりゃないだろ。あんなにスパルタ感満載な記事で溢れてるのに」
とは言いつつも、時間も限られているので、「無料部分」をさらっと取り組んでみました。 このさらっと流した程度の勉強が功を奏するか。。。
本屋の徘徊
また、なにかが始まる前の独特なそわそわ感。 本屋を徘徊せずにはいられませんでした。 ただ、TECH::EXPERTのカリキュラムにそぐわない、適当な本を買って後悔したくないので、なんとなく不安を紛らわすために徘徊するだけの日々。
そして事前学習を迎えます。
事前学習
ボリュームの多さ
事前学習の取り組み方については、TECH::EXPERTから案内メールが来るので、それに沿ってログイン手続きをするだけです。
TECH::EXPERTでは、学習期間開始前に基礎的な部分のカリキュラムを閲覧できます。
そしてドキドキのログイン! え? そうです。
カリキュラム見ても何が何だかわからないのです笑 そりゃそうですよ。
だって未経験だもん。
そんなこんなで、わからないながらに事前学習をスタートさせます。
事前学習について
詳しい内容は記載できないので、ざっくりした内容になります。
まず、夜間コースゆえに勉強時間は平日2時間〜3時間、週末8時間ぐらい。
しかし、他の記事でもよく見かける「基礎カリキュラムを終わらせておくべき」というアドバイス。夜間に申し込む人には無理です。
ましてや2周3周とか時間足りません。
- HTML
- CSS
- Ruby
- Ruby on Rails
内容は上記の基礎的なものなんけど、未経験&初見には正直ボリューム多め。
各項目に学習目安時間が書いてあるのですが、総合計が約100時間なのです。
単純に計算して、約100時間÷14日=約7時間。
平日仕事してたら1周もできない計算です。
なので、「進められるところまでで大丈夫」
こう言ってくれたのは、教室に常駐しているメンターさん(勉強を教えてくれる人)。
肩の荷はおりるどころか、ネット上の記事とは正反対の緩さに不安しかありませんけどw
事前学習を終えて
事前学習をしている期間はあっという間に経過し、いよいよキックオフ(入学式)!
カリキュラム内容ざっと流し見はできたし、家のこと&昼間の仕事をしながら進められるところまでは進めました。
次回は、余裕があれば入学後の様子について書きます。
ちなみに、教室には20代前半〜中盤の方々が多く、顔が老けてると確実に浮きます笑
幸い、童顔として生きてきているのでなんとか溶け込んでいるつもりですw